ろう者には「ごはん=白飯」なのに、聴者には「ごはん=食事」。
「9時10分前は?」ろう者「9時7、8分のことでしょ?」、聴者「8時50分のことだよ!」。
ここまで違う、ろう者と聴者の解釈!関西手話カレッジが放つ待望の第二弾。
NHKのEテレ「ろうを生きる難聴を生きる」で取り上げられた話題の本です。
同じ日本語でも、ろう者と聴者でその意味のとらえ方が違うという点に着目。
大阪でろう者の手話を普及させようと活動を続ける「関西手話カレッヂ」が制作した人気の一冊。
この本の出版は、ろう語と聴語のズレを理解し、ろう者と聴者のコミュニケーションをスッキリさせるのが本来の目的です。
しかしそれ以外にも、この本には日本語の不思議や面白さが満載!
ろう者も聴者も思わず引き込まれてしまいます。
日本語と手話の新たな魅力が発見できる、画期的な一冊に仕上がっています。
●タイトル:【書籍】『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ』― ろう者と聴者の言葉のズレ ―
●編・著:関西手話カレッジ(編者:矢野一規、寺口史和、中上まりん、柴田佳子、磯部大吾/監修:野崎栄美子)
●出版社名:星湖舎
●発行年月:2009年11月
●価格:1,260円(本体1,200円+税)
B6判、92頁、本文3色、イラスト多数