ろう者の言語である手話のDVDは少しずつ増えてきてはいますが、ろう児が楽しめるDVDはまだ数が少ないという現状があります。
そこで制作したのがこの読み語り「しゅわ絵ほん」です。
手話で子育てをしているお父さん、お母さんにぜひお届けしたいDVDです!お子さんに「日本手話」で絵本の読み聞かせをしてみましょう。
原作は直木賞作家であり、絵本読み聞かせ隊隊長として各地でライブ活動を行っている志茂田景樹さんです。
出演は日本手話を母語とするネイティブサイナーである明晴学園の先生です。
明晴学園は手話で学ぶ学校として2008年に開校しました。
志茂田景樹さんの3つの作品を日本手話で語っています。
子どもたちが手話で自由に考え、自然に話すことを目的としたDVDです。手話を通じて未知の世界を親子でお楽しみください!
また、手話学習者にとっても手話表現の勉強になること間違いなしです!
◆収録作品
『まんねんくじら』(志茂田景樹作・絵)
出演:森田明(明晴学園)
何万年も生きるまんねんくじらが、100年の昼寝からさめてみると、背中は恵み豊かな島になっていた。さあ、なにがはじまる?
『でたがりもぐら』(志茂田景樹作/柴崎るり子絵)
出演:池田亜希子(明晴学園)
でたがりもぐらは地上の怖さがわかって、自分の世界の貴さを知りました。自分の世界ですばらしいことを見つける心を養います。
じぶんのすむせかいにつくづくあきたわかいもぐらがいました。もぐらはちじょうをめざし、とんねるをほってすすんでゆきますが…。ほんとうの勇気、やさしさとは? それが子どもに伝わる1冊。
『ひかりの二じゅうまる』(志茂田景樹作/石川あゆみ絵)
出演:赤堀仁美(明晴学園)
幼虫のとき、けんたに助けられたホタルたちは、 けんたへのすばらしいプレゼントを思いつきました・・・。
美しい自然を背景に、けんたとホタルたちが交わす、思いやりのキャッチボール。子どもに生きることと、自然を大切にすることの尊さを教える物語。
読み聞かせ隊 の 志茂田景樹 原作
家庭における絵本の読み聞かせの重要さに注目し、読み聞かせ隊を結成。読み聞かせの普及を精力的に活動されています。
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『まんねんくじら』
何万年も生きる、まんねんくじらのお話し。ダイナミックな絵が楽しめる絵本です。
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『でたがりもぐら』
主人公のもぐらを通して勇気や優しさを教えてくれる絵本です。
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『ひかりの二じゅうまる』
ホタルと子どもたちのお話し。生きることや思いやりの大切さを教えてくれる絵本です。
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●作品:『ひかりの二じゅうまる』『でたがりもぐら』『まんねんくじら』/志茂田景樹 作
●出演:明晴学園〔赤堀仁美 池田亜希子 森田明〕
●制作:学校法人 明晴学園×ダブル・ピー株式会社 共同制作
読み語りにより、子どもの好奇心を刺激し、また絵本の良さをより深く伝えることが出来ます!
★直木賞作家 志茂田景樹(しもだ かげき)さん
直木賞を受賞後、作家活動に加えてタレント活動やファッションモデル、教育講演など多方面で活躍。
特に近年では、家庭における絵本の読み聞かせの必要性を痛感して「よい子に読み聞かせ隊」を結成、 読み聞かせ隊長として読み聞かせボランティアメンバーとともに全国で活動を行っています。
★学校法人明晴学園(めいせいがくえん)
日本で唯一のバイリンガル・バイカルチャルろう教育を行う私立学校です。