平成28年4月1日より「障害者差別解消法」がスタートしました!
この法律では「不当な差別的取扱い」を禁止し「合理的配慮の提供」を求めています。 スタートに伴って対応するお店や会社が増えています。
「聞こえにくい方」は外見からは分かりにくい!
補聴器を使っている方もいますが、一見しただけでは分かりにくいです。
音声情報が入りにくいので、文字などの視覚による情報を大切にしています
対応するときは筆談をしたり、口の形をはっきりすると比較的伝わりやすいです。
声を出して話せても聞こえているとは限りません
中途で聞こえなくなった方など、声を出して話せる方もいますが、相手の声が聞こえていない場合があります。
補聴器をつけても会話が通じるとは限りません
補聴器で音を大きくしても、会話だけが明瞭に聞こえるわけではありません。 言葉として認識できていないことがあります。
プールの中いて話しかけられているようなイメージを持ってもらうとわかりやすいかと思います。大きな声を出せば伝わるわけではないのです。
まずは筆談器を置くことで対応ができます。
使用例や具体例
銀行窓口
聞こえない方への対応はもちろんですが、暗証番号のやり取りなど機密情報を記入して頂く時にも、ボタンひとつでポン消えて、プライバシー保護につながります。
図書館
高齢の方も増え、耳の遠くなった方に対しては筆談で対応することが多くなっています。 静かな場所なので聞こえない方だけでなく非常に活躍しています。
空港
接客カウンターや窓口はもちろんですが、飛行機内で使用もされています。
飲食店
ホワイトボードやメモ帳を使ってしまうと消しカスやゴミが出てしまい、衛生上筆談器を使う店舗が増えています。
商店街
市の取り組みとして、障害者差別解消法を施行されており、障害を持った方への配慮が求められています。商店街単位でおいていただき取り組みの一環としていただいております。
携帯電話ショップ
手話接客対応専用カウンターやプライバシーに配慮した暗証番号のやり取り。 専用窓口を設けるなど、聞こえない方への配慮が進んでいます。
避難所
市や区の取り組みの一環として聞こえない方の、情報の伝達などいち早く取れるよう、 避難所への常備が進んでいます。